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NO.12

 筑紫哲也さんがお酒好きな人ということは、マスコミ関係者の間ではよく知られた話だそうです。
けれども、ぼくの知っている彼は、正確に言えば、仲間、特に若い世代の人たちと「飲みながら話
す」のが大好きな人なのです。

 雲仙・島原や神戸など、大災害があるたびに現場で筑紫さんと会い、いつの間にか親しく話す間
柄になりました。

 数年前、学生たちが中心になって企画・運営しているパネルディスカッションに、筑紫さんがパ
ネリストとして参加された後、打ち上げのパーティーで一緒に話をしました。

 まずはビール。筑紫さんは一杯、二杯…と飲むうちに顔が赤くなり、いつも以上に陽気になりま
す。 日本の将来のことや、日本人の誇りについて、ぼくらはよく議論するんですが、筑紫さんは
「きみが燃えているのは分かるけど、まじめ過ぎるよ」などと諭してくれます。

 そういう彼だって、すごく熱いものを持っている。TBS系『筑紫哲也NEWS』など番組での
筑紫さんはいつも冷静に見えますが、若い世代への期待感は相当なものがあります。

 例えば彼は、日本国憲法の精神を若者たちにも知ってもらうために、「携帯電話の情報サービス
で憲法が読めるようにしたらどうか」と考えています。

 また、ご自身が若いときに土木作業や、太平洋戦争の被災地でボランティア活動を行った経験な
どから、「きみたち、土木作業をいまのうちに経験しておいたらいいよ」と、若い世代に提案して
います。

 世間には、「いまの若い者は…」で始まる悲観論があります。恐らく、いつの時代にもあったこ
とだと思いますが、いまでいうなら、電車の中での携帯電話などマナーの問題や、無気力に見える
風潮などが批判の的になっているのでしょう。

 「若者たちは自分勝手で、まして自分の国である日本のことなんか考えていない」。これが、悲
観的にみた場合の一般論ではないかと思います。

 けれども、筑紫さんもぼくも違った考えをもっています。今の若者たちが近い将来の日本を、世
界を担っていくのは間違いのないことで、多くの若者が可能性を秘めているし、自分の国の今後を
真剣に考えている人たちも少なくありません。

 筑紫さんも彼らと話す機会があれば積極的に時間を割いて、まず、今の若い人たちが何を考えて
いるのかをよく聴き、そして先輩としてどうアドバイスできるのか、いかにサポートできるのかを
考えています。

 でも筑紫さん、あまり飲み過ぎないようにしてくださいね。

(助世夫 健)