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NO.7

 テレビのニュース番組やワイドショーをはじめ、あらゆるメディアでいま時の人となっているの
が、鈴木宗男・衆院議員です。数々の疑惑については、国会の場やマスコミの報道で、あるいは偽
証罪など法に触れる部分があるのなら司直の手で、いずれも厳正に追及され、本人も充分に応えて
白黒をつけるべきです。しかし、「鈴木宗男がやってきたことはすべて悪」といった一方的なイメ
ージに流れているいまの風潮には、少し首をかしげたくなります。

 十年ほど前、ぼくは日本緊急援助隊(JET)の一員としてクルド人難民の援助活動を行ったこ
とで外務省から表彰を受けたとき、東京・霞ヶ関の省内で、当時、外務政務次官だった鈴木議員と
初めて会いました。

 まず、小柄で、ずいぶん元気がある人だなあと思いました。開口一番、「クルドの人たちのため、
そして日本のために努力していただいて、ありがとうございます。本当によくやってくれたね」。
張りのある大きな声でした。当然のことかもしれませんが、鈴木議員はクルドの現状を詳しく理解
していて、さらにぼくらがしてきた活動についても、ポイントを押さえてよく知っていました。

 いま、テレビに映る、彼のアクの強さ、喜怒哀楽が激しそうなキャラクターは、そのときも感じ
られました。ネクタイは派手で、センスがいいとは思えなかったけれども、ぼくらのメンバーの学
生たちの話を熱心に聞いていたし、身振り手振りを交え、体を小刻みに揺らしながら国際協力の大
切さを話す姿には、電気が体じゅうにビリビリ走っているようなバイタリティーを感じました。

 この人は、すごく自信をもっている。この自信は一体どこからくるんだろう。地元・北海道の地
域経済の厳しさ、若者の地元離れなどの現状が骨身にしみていて、それに応えてきた結果として地
元の信頼が寄せられているからかもしれません。

 そして、こうした自信あふれる態度が、実は外交の分野では大切な意味をもってくると思います。
語弊を恐れずに書けば、一般的に国会議員が外交に尽力して何らかの成果を上げても、メリットは
さほど大きくない。鈴木議員の場合、「外交」を通じて地元・北海道や個人の利権に結びつく政治
活動をしたとされていますが、それを第一に考えるのであれば、もっと手間ひまのかからない手段
はほかにあるはずです。

 彼を弁護するつもりはありませんが、日本にとっての外交の重要性を知っていた一面もあったの
ではないでしょうか。

(助世夫 健)

     
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へお願いします。ぼくがいろいろな人にインタビューした映像も見ることができます。